磯谷佐代(グリーフワーク・かがわ)「グリーフケアの立場から」 |
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1) |
グリーフワークかがわに参加した動機 |
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3年前に叔父を亡くした。その時、叔母に対し自分がどのように声をかけていいのか分からなかった。叔母の連絡が重荷に感じ、避けていた私。私はどうすればよかったのだろう。人のつらい悲しみの感情を受け止められるようなそんな大きな存在になりたいと思った。 |
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2) |
グリーフワークのボランティア講座に参加したことによる気づき |
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社会人からの大学進学。
講座に参加し、自分が気づかないうちにたくさんの喪失体験をしていることを知る。喪失とはとても辛い覚悟を必要とするが、自分自身を大きく変えるチャンスであると考える。 |
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3) |
現在の活動 |
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グリーフワーク・かがわでは広報担当。多くの方との交流を持てる機会がある。 |
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4) |
課題 |
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悲しみに寄り添い、素直に耳を傾けることができるのは、専門職の方よりも私たち市民ではないか。なかなかことばで表現できない方や感情を押し殺して耐えている方に気づき、声をかけるチャンスが多いのは私たち市民だと考える。
悲しみや苦しみを抱えている方に対し、一緒になって解決できる力が出てくるのを「待つ」こと、「ありのままを受け入れる」ことが私たちにできることだと思う。お互いに助け合い、支えあい、何かに気づくことが大切。
「ことば」を大切にすることが、相手を大切にすることであり、自分を大切にすることにつながっていくと思う。 |