About Us(概要・ビジョン・あゆみ・事業報告・活動計算書・定款)
【ビジョン】
次のとおり将来ビジョンを定めたのでここに公表します
特定非営利活動法人グリーフワークかがわ
理事長 杉山洋子
前文人は人生のさまざまな局面で喪失を経験する。グリーフワークとは、喪失を体験したときに、それぞれが自分にあった方法で悲嘆の苦痛を乗り越え、再生の道を歩んでいく過程のことである。グリーフとは喪失をめぐる悲嘆を意味し、それは複雑な情緒的体験であり、ワークとはだれもが取り組まなければならない心の作業を意味している。私たちは、設立以来、人々が悲嘆の過程をとおして、より良い生き方を見出せるための支援が広がることを目的に、啓発、相談助言、専門家の育成、教育研修、技術援助に取り組んできた。 私たちの本来の目標は、個人、団体、地域社会のレベルにおいて、喪失、悲嘆、近親者との死別、心理的外傷からの回復と再生のための能力を高めていくことである。ここに、あらためてこのことを確認し、現状と課題を踏まえ今後の活動の方向を明確にするために、将来ビジョンを定める。
特定非営利法人グリーフワークかがわの将来ビジョン
- グリーフワークに関する現状
- 核家族化、高齢化により、身近な人を看とる経験の少なさ
- 葬儀の形骸化により、悲しむべき時間や空間が失われること
- 身近にグリーフワークをするうえでの頼るべき社会的資源が失われていること
- 終活活動など、自分の葬儀のありかた等についての社会的関心が高まっている
- グリーフワークかがわのこれまでの取り組み
- グループミーティング
- シンポジウム
- 養成講座(グリーフカウンセラー、ヘルプラインカウンセラー)
- 電話相談(ヘルプラインカウンセリング、ホットラインカウンセリング)
- 公開セミナー
- これからグリーフワークかがわに求められるもの(課題)
- グリーフワーク当事者への支援
- 自助グループ立ち上げへの支援として、ミーティングでの出会いをきっかけに、インフォーマルなグループへ
- ピアカウンセラーの養成
- 個別面談、電話相談等の相談活動の充実
- 身近に集まれる場所の提供(安全、安心の場の提供)
- グリーフカウンセラー等の養成
- 地域での活動者の養成
- グリーフに関する知識の普及啓発
- シンポジウムや公開セミナーを通して、グリーフについての知識や考え方を普及啓発することが必要。
- 葬儀関係者や専門職(病院看護師、地域の保健師、精神科医師等の保健医療職に対する普及啓発として専門研修の実施
- グリーフに関する関係機関との連携の促進
- 葬儀関係者(葬儀社、僧侶、宗教関係者)等との連携の強化(家族会葬儀後の家族会での情報提供等)
- 専門職(病院看護師、地域の保健師、精神科医師等の保健医療職に対する啓発とあわせて連携の強化
- 法人としての財源基盤の確保
- 会費以外の自主財源が少なく、会費収入も大幅な増額が望めないなか、財政基盤を確保するための具体的、かつ、実際的な取り組みを行うことが必要
- 認定NPO法人を取得することにより、寄附者の負担を軽減し、法人の財源基盤の確保を図る
- グリーフワーク当事者への支援
- グリーフワークかがわの将来目標
- グリーフワーク当事者への支援の充実
- グリーフに関する専門家の養成(グリーフカウンセラーの養成等)
- グリーフに関する知識を看護師等キ―パースンへの普及啓発
- 行政、医療・葬儀関係者等との連携の促進
- 他県のグリーフワーク機関との連携
- グリーフワークかがわの将来目標を実現するための工程表
- グリーフワーク当事者への支援の充実
- グリーフに関する専門家の養成(グリーフカウンセラーの養成等)
- グリーフに関する知識を看護師等キ―パースンへの普及啓発
- 行政、医療・葬儀関係者等との連携の促進
- 他県のグリーフワーク機関との連携
2014年7月13日